401kの運営管理機関の選定②
運営管理機関選定のポイント
運用商品
拠出された掛金は、定期預金などの元本確保型商品を除いて、多くは元本が変動する投資信託商品で運用されます。従って以下のa,bを踏まえた運用商品の構成を提示する運営管理機関を選定することをお勧めいたします。
a. 市場のインデックスと連動するパッシブ型の投資信託が種類ごとに揃えられているか
企業型401kの導入時には初めて投資信託などのリスク商品を経験する従業員様がほとんどです。分かりやすさの観点からパッシブ型の投資信託を幅広くラインナップしていることが望ましいでしょう。
b. 信託報酬(投資信託の運用手数料)の低さ
投資信託を利用する際には、信託報酬と呼ばれる手数料が発生します。信託報酬とは、運用商品の資産総額に対して年数%の費用を必要とする運用手数料です。日割りで差し引かれるため、手数料率の違いが運用成果に影響を及ぼします。従って同じ運用方法で、同じ利回りが期待できる運用商品同士では、できるだけ信託報酬の低い方が望ましいでしょう。